10月
29

Hymenaの肥満遺伝子用語集

本日も引き続き、肥満遺伝子検査に出てくる用語について解説していきたいと思います。

第三弾は な・は・ま行 です。

なんだか、用語集にあるような難しい言葉が出てくるのは読むのが嫌になっちゃう・・・ という方。

ご安心下さい

肥満遺伝子検査報告書は、ほとんど専門用語は出てきません

出てきても解説が書いてあります。

「せっかくならもっと詳しく知りたい!」そんな知識欲にお答えするページです。

※※

用語をわかりやすくご説明するのは、なかなか難しいものですね。

説明のいらない、わかりやすい文章を目指した報告書やページ作りをしていきたいと思っております。

わからない用語等ありましたら、是非ご一報くださいませ。

あ・か行 は こちら です

さ・た行 は こちら です

や・ら・わ行 は こちら です

※※

【な】

内臓脂肪:

体脂肪でも、特に内臓のまわりにつく脂肪のことをいいます。

これが増えてしまうと、お腹ぽっこりのいわゆる「リンゴ型肥満」になります。

皮下脂肪よりも先に増えて、比較的ダイエットで落としやすい脂肪ですが、そのまま放っておくと糖尿病や高脂血症などなど、生活習慣病の原因となることがあります。俗に言う「メタボリックシンドローム」です。

脂肪の使われやすさから、内臓脂肪は「普通預金」、皮下脂肪は「定期預金」といわれています。

内臓脂肪は、エネルギーとして比較的容易に出し入れできるのですが、皮下脂肪はちょっとやそっとでは出しにくい。

また普通預金の内臓脂肪が溜まってくると、皮下脂肪になって貯蓄量が増えていく・・・というスパイラルに陥りがちです。

脂肪より、お金をしっかり貯めたいものですね。

参考:リンゴ型肥満 肥満

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【に】

二重らせん構造:

DNAの構造のことで、螺旋階段のように回転した姿で結合しています。

二重らせんの幅は2nm(ナノメートル)で、1回転は3.4nm。1回転の間に10塩基対があります。

これが細長く繋がっていて、核内のDNAを全部繋ぐと人間の場合約2m(メートル)にもなるといわれています。

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【の】

脳下垂体:

脳の中でも、体を調節するホルモンの中枢部です。

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【は】

白色脂肪細胞:

脂肪細胞でも、脂肪を溜めておく細胞です。太ったな・・・と、感じるときには、この細胞にたっぷり脂肪が蓄えられている状態です。

しかし、脂肪はなにも全てに於いて悪者ではありません。衝撃から身を守ったり、食べ物が食べられない緊急事態のエネルギー備蓄庫になってくれています。

しかし、最近はなかなか食べ物に飢えることがなくなってしまったので、ちょっと脂肪を持て余し気味です。

私が学生時代は、幼児期と思春期にだいたい細胞数が決まって、その後膨らむことはあっても細胞は増えない。

と、聞いていたのですが、最近の研究ではしっかり数は増える事が判明していました。

胸はいくらでも増えて欲しいものですが、お腹の脂肪細胞だけ増えてしまっている気がする今日この頃です。

参考:褐色脂肪細胞

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【ひ】

皮下脂肪:

体の表面につく脂肪です。 ぷにっとつまめます。 体を衝撃や寒さから守る働きを持っています。

内臓脂肪に比べて、生活習慣病に直結するというわけではないのですが、余分な皮下脂肪の少ない細い体を「スタイルが良い」とした場合、見た目としてあまり多くはついて欲しくない乙女心です。(胸はまた別ですが・・・)

健康上あまり影響がないのですが、ダイエットをしてもなかなか減りにくいのが困ったところ。

じっくり時間をかけて落とします。

内臓脂肪は出し入れしやすく、皮下脂肪はなかなか量が動きにくいため、内臓脂肪=普通預金  皮下脂肪=定期預金 と、言われたりします。

参考:肥満 内臓脂肪

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ビタミン:

体内の代謝を円滑に行うための、微量栄養素です。

脂溶性と水溶性のものがあり、それぞれに働きを持っています。

最近はサプリメントなど、手軽で様々な種類のものが販売されていますが、吸収の面からもなるべく食事から補うのが理想です。あくまで、サプリメントは補助的なものとして考えましょう。

※※

必須アミノ酸:

体内で作ることのできないアミノ酸です。食事から補います。

ちなみに、必須アミノ酸は メチオニン・フェニルアラニン・リジン・ヒスチジン・トリプトファン・イソロイシン・ロイシン・バリン・スレオニン。

(「あめふりひといろばす」など、頭文字をとって覚える事が多いが、覚え方が何種類かある。その特徴によって、栄養士ならば養成校がわかってしまうことも・・・)

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肥満:

体内に蓄えた脂肪の割合が異常に増えている状態のことです。

通常体は 水分50~60% 骨・筋肉20~30% 脂肪15~25% で構成されているのですが、体脂肪が異常に増えすぎてしまい、バランスが崩れている状態です。

内臓の脂肪が増えすぎてしまう「リンゴ型肥満」では、ホルモンなどのバランスが崩れ、生活習慣病リスクが高くなってしまうため、体脂肪量の調節が大切です。

体が脂肪で大きくなる「肥満」もあるのですが、若い女性に多い「隠れ肥満」も問題です。

隠れ肥満の場合、太っているというよりは、細い人が多く(低体重と判断されることも)、筋肉や骨が少ない割に体脂肪が多すぎている状態です。 ダイエットをしてはリバウンドするのを繰り返している若い女性に多いです。

その場合は食事を制限するよりは、運動やストレッチ、トリートメントなどで体内の環境を整えます。

参考:内臓脂肪 皮下脂肪

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肥満遺伝子:

現在、肥満に関係するといわれる遺伝子は約50種類ありますが、なかでも日本人の肥満に関わりの深いADRB2、ADEB3、UCP1について、Hymenaの遺伝子ダイエットでは解析を行います。

最近では、満腹を感じやすい遺伝子などなど、たくさんの遺伝子の働きがわかってきました。

同じダイエットをするでも、自分に効果が一番でやすいものを知っていたほうが、楽に取り組めます。

誰でも、効果の出にくいダイエットよりも、効果の出やすいダイエットの方が励みになりますもの!

調べるだけで終わってしまわないよう、自分の体質を知る、自分に合った食事や生活を知るための道しるべにできるようなサービスを目指していきたいと常々思っております。

参考:すべての項目

※※

ヒメナ(Hymena):

テロメア研究に使われる単細胞生物。Tetrahymena sp. テトラヒメナ

弊社社名として使われていますが、Hymena&Co.某取締役のお姫様趣味とは、関係ありません。(念のため)

※※

【ふ】

副交感神経:

自律神経を構成する神経系。体をリラックスさせて休息をとったり、食べ物を消化したり細胞の新陳代謝を行うなど、体を作る方に代謝を高める働きがあります。

どちらかというと、夜に働きが活発になります。

参考:自律神経 交感神経

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副腎:

副腎は腎臓の上にくっついていて、この髄質から興奮ホルモンの「アドレナリン」「ノルアドレナリン」が分泌されます。

アドレナリンが分泌されると、血糖値が上昇して、末梢血管が収縮して血圧が上がります。

皮質からは、「糖質コルチコイド」「鉱質コルチコイド」というホルモンが分泌され、血糖値や血液のミネラルバランスを調節しています。

参考:アドレナリン

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不飽和脂肪酸:

不飽和の炭化水素がある脂肪酸のことです。簡単にいうと油の成分ということです。

不飽和なので、酸化されやすい性質を持っています。体内で自らが酸化することによって、私達の体を酸化(サビ)から守ってくれます。

不飽和脂肪酸・・・・・・・オレイン酸・リノール酸・αリノレン酸

多価不飽和脂肪酸・・・ドコサヘキサエン酸(DHA)・エイコサペンタエンサン(EPA)

生活習慣病予防のためにも、不飽和脂肪酸の多い、オリーブオイルや、シソ油、魚 などなど、優先して選ぶようにしましょう。

参考:飽和脂肪酸

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【へ】

β-2アドレナリン受容体:

ADRB2 詳しくは こちら をご覧下さい。

アドレナリンの刺激をうけとる器官です。これを作る設計図が、ADRB2遺伝子です。

変異があると、正常なアドレナリンの刺激を受け取ることができずに、代謝障害が発生します。

この遺伝子に変異があると、エネルギーの代謝が早く、本来筋肉になるはずのタンパク質までエネルギーとして使ってしまうため、1日あたり約200kcalの代謝が亢進されます。 痩せやすいので「逆肥満遺伝子」といわれることもあります。

※※

β-3アドレナリン受容体:

ADRB3 詳しくは こちら をご覧下さい。

変異があると、正常なアドレナリンの刺激を受け取ることができずに、代謝障害が発生します。

この遺伝子に変異があると、糖質の代謝が上手くいかずに、1日あたり約200kcalの代謝が阻害されます。

変異が無い場合に比べて、太りやすい傾向を持っています。

※※

ヘテロ型:

異型接合体。 ここでは、半分が変異しているけれども、もう半分は野生型の2つの特徴の生きている型を表現しています。 半分は変異を起こしているのですが、もう片方の遺伝子は正常のため、変異の影響は弱くなります。

参考:ホモ型 ワイルド型

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【ほ】

飽和脂肪酸:

脂肪酸の種類で、油を構成する成分です。溶ける温度が高いので、固まりやすいです。(ラードなんかが冷えてよく固まっている、あれです。)

動物性の食品や加工済み食品、インスタント、ファーストフードなどに多く含まれます。

中性脂肪やコレステロールを増やしやすく、摂り過ぎが続くと高脂血症、動脈硬化などの生活習慣病リスクが高まります。

参考:不飽和脂肪酸 脂質

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ホモ型:

同型接合体 ここでは、ワイルド(野生)に対して、ミュータント(突然変異)として表現しています。

突然変異というと、なんだか悪い事のように感じてしまいますが、実はそんな事ばかりではなく進化の足跡としても考えられます。

良い・悪いではなく、変異も個性です。 世の中に自分と全く同じ人物が居ないのと同じで、全く同じ遺伝子も一卵性の双子さん以外は居ないのです。

参考:ヘテロ型 ワイルド型

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ホルモン:

ホルモンは、ごく微量(一生のうちで作られる全てのホルモンを合わせても、スプーン1杯程度といわれています)で、作用して、代謝や成長、生殖活動などに影響する物質です。

タンパク質やステロイド、アミノ酸で出来ていて、一部のホルモンはストレスによっても分泌に影響があったりします。

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【み】

ミトコンドリア:

細胞内の小器官のひとつ。栄養素を使って、エネルギーを作り出します。細胞の作るエネルギーのほとんどをミトコンドリアで作っている、いわば体の発電所のようなもの。

2重膜でできていて、独自のDNAを持っていて、独自で増殖します。

もともとは別の生物で、一緒に共生してきた生き物といわれています。

このミトコンドリアがいたからこそ、陸上の動物は立ったり歩いたり、膨大なエネルギーを必要とする運動を出来るようになったといわれています。

筋肉など、全身に分布していますが、褐色脂肪細胞の中に特に多く存在します。

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ミネラル:

体を作ったり、代謝を円滑にするために必要な無機質のこと。

特に、日本人は骨のもとになるカルシウムが不足しやすいので要注意です。

ミネラルウォーターのミネラルは、吸収率が非常に良くない。栄養価計算には入れないように。

と、学生時代よく授業で聞かされていました。

でも、なんとなく選んで飲むのは・・・・コントレックス(ミネラルの多い水)だったりします。

ミネラル麦茶のミネラルは、何が入っているのでしょうか?

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【め】

メタボリック症候群:

メタボリックとは「代謝」という意味で、直訳すると「代謝症候群」という意味合いです。複合的な生活習慣病として表現されることが多いです。

食べ過ぎや運動不足から、内臓脂肪が溜まりすぎてしまうと、糖尿病や高脂血症、高血圧などのリスクが増えます。メタボリック症候群の状態では、それぞれの数値が極端に悪いわけではありませんが、複合して生活習慣病を抱えてしまうと動脈硬化や心筋梗塞・脳梗塞などのリスクが高まるため、改善がさけばれています。

参考:肥満 内臓脂肪

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